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福の神006

京都七福神のえびす神社です

 

 

 

【えびす講 】

えびす講は商人が蛭子神をまつるもので、もと誓文払いとは別の存在であったのが、日を同じくするところからいつしか混同したのである。えびす講は、俗伝によると、推古天皇九年聖徳太子がはじめて市を設けて商売をはじめさせられた時、蛭子神を商鎮守の神としたのに始まるという。

東京名物の「べったら市」もこの蛭子講の名残で、もとはえびす講の器物や塩鯛などを売る市であったのが、今は浅漬沢庵などを売るようになったもの。

京都四条通の京極を出た南側、祇園お旅所の西の端に誓文返しの神という「冠者殿」がまつられていて、商人や遊女が日頃客をあざむく罪を祓ったものである。一に悪王子とも言い、御神体は、日の神とも、素盞嗚尊とも、あるいは土佐坊昌俊とも言われる。昌俊は義経に自分が討手ではないと誓文をしたためながらこれを襲い、失敗して誓文を反古にしたのを後悔したところから、これを祀って誓文払の神としたのだとある。

牧村史陽編の「大阪ことば事典」より

 

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